「キリンチャレンジカップ2014」が27日に開催され、日本代表とキプロス代表が対戦。
太ももの負傷から公式戦約4か月ぶりの復帰戦となった内田篤人が前半終了間際に決めた先制点により、日本代表が1－0で勝利した。
試合後、サッカーキングでは「キプロス戦、あなたが選ぶ日本代表のMOMは？」というアンケートを実施。
約8800人のサッカーファンが回答した。
最多得票を集めて見事に1位となったのは、決勝点をマークした内田篤人。
自身、2008年以来となるA代表2得点目を記録した同選手には、全体の約25パーセントとなる2257票が集まった。
2位には、スピードを武器に果敢な攻撃参加を見せた長友佑都が続く結果となった。

■キプロス戦のMOMは？（8882人回答）
1位　内田篤人　2257票　25.4％
2位　長友佑都　2078票　23.4％
3位　香川真司　1235票　13.9％
4位　山口蛍　1002票　11.3％
5位　森重真人　777票　8.7％
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-00193879-soccerk-socc

　２７日夜に日本テレビ系が中継したサッカーの国際親善試合キリン・チャレンジカップ日本―キプロスの平均視聴率は、
関東地区で２２・５％、関西地区で２０・５％だったことが２８日、ビデオリサーチの調べで分かった。

　瞬間最高視聴率は関東で３０・１％、関西で２８・８％だった。日本が１―０で勝った。

http://www.hochi.co.jp/soccer/japan/20140528-OHT1T50080.html

THE PAGE 5月28日 3時2分

6万人近くの観衆から送られた割れんばかりの大歓声は、期待の大きさを表していた。
W杯への壮行試合となったキプロス戦の58分。1トップとして先発した柿谷曜一朗に代わって、大久保嘉人がピッチに足を踏み入れた。
W杯メンバーのラストピース――。
ザックジャパンでプレーするのは2012年2月のアイスランド戦以来だから、実に2年3か月ぶりとなる。
「嬉しかったですね。久々来たなと。ありがたい」と大久保がその瞬間を振り返る。チームはその間、成熟してきたが、大久保自身もプレースタイルが変わり、ストライカーとして、選手として、洗練された。その意味で、大久保とザックジャパンが融合するのは実質的に初めてだと言っていい。

　先日行なわれた鹿児島キャンプでは、ずっとトップ下でプレーしていたが、この試合では所属クラブと同じ1トップ。
1点リードの状況での投入だったが、流れを変えることを睨んで試合途中から投入する形は、
W杯本番でも十分考えられるケース。
前日会見でザッケローニ監督は大久保について「状況に応じて、どこのポジションでも順応できると思う」と話していたが、「途中から1トップの位置に」というオーソドックスな起用法を選択してきた。

　最大の見せ場は出場から5分後、ペナルティエリア左外からミドルシュートを放ったシーンだろう。
J1得点王に輝いた昨季、川崎フロンターレで何本も叩き込んで来た得意のコース。
これはDFに当たってコーナーキックになったが、大久保らしさが見られた瞬間だった。

　もっとも、放ったシュートはこのミドル1本だけ。
クロスが合わない場面があったが、パス自体も、川崎フロンターレの時のように、欲しいタイミングで貰えなかったようだ。
「なかなか縦パスが入ってこない。やっぱりみんな、横や後ろに出す。もったいないですよね。出せる時はあるから。もっと入れてくれたら、ディフェンスが崩れるのに。ディフェンスがいても出せと。向こうの組んでいるブロックの中に入れなかったら、ただ回しているだけになる」

　このチームの1トップに入ったのは初めてだから、連係不足なのは仕方がない。
とはいえ、本番までに残された時間はあと2試合しかない。
そう考えると、スターターか、スーパーサブかはあるにせよ、残り2試合のテストマッチでも、1トップとして起用し続けるべきだろう。
他のポジションでも試すという時間的な猶予はない。

　大久保のテストがこの試合の見どころだったのは間違いない。
だが、戦術面における復習や、ケガを抱えていた選手のコンディションの確認も重要なテーマだった。
鹿児島キャンプで厳しいフィジカルトレーニングを積んできただけに、結果はむしろ、それほど重要ではなかった。

　戦術面における復習では、遠藤保仁、長友佑都、香川真司が絡んで左サイドから崩す、1トップがディフェンスラインを押し下げて2列目がバイタルエリアを使う、前線から連動してプレスを掛けてサイドに誘き寄せる、というような復習は、体に染み付いていることが確認できた。

　ビルドアップや連携面でのミスもあり、「満足できる内容ではなかった」と長谷部誠は言うが、「コンディション的に非常に厳しかった」のも確か。
「これまでの復習」「継続性の確認」というミッションは果たされたと見ていいだろう。

　さらに収穫と言えるのは、ケガを抱えていた3選手、長谷部、吉田麻也、内田篤人の復調が明らかになったことだ。

　3人のうち唯一先発した内田は、積極的に高い位置にポジションを取り、岡崎とコンビネーションで崩そうとする意欲を見せた。
43分にはゴール前でこぼれ球を押しこみ、代表通算2ゴール目を挙げた。
印象的だったのは、そのあとだ。
一目散にベンチに駆け寄っていき、復帰に尽力してくれたトレーナー、ドクターへの感謝の気持ちを表した。
「前田さん、池田さん、早川さんのためにゴールを狙っていた」と言う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140528-00000001-wordleafs-socc

※続く

>>1の続き

　後半から出場した吉田はほとんどの空中戦に競り勝ち、CKからゴールも狙った。
同じく後半から出場した長谷部は「今日はあわよくばハットトリックできるんじゃないかというぐらいだった」
と本人も振り返るほどチャンスに絡み、積極的にミドルを放った。
香川のミドルをGKが弾いた67分の場面でも、ゴール前に詰めて行ったのも長谷部で、その動きはケガの影響を感じさせないものだった。
長谷部にメドが立ち、4試合連続して先発出場を果たした山口蛍も最終ラインへのサポートや鋭いインターセプトを見せ、先発として計算できることを証明。
遠藤を後半から投入するプランもいよいよ現実味を帯びてきた。

　数少ない不安材料を挙げるとすれば、今野泰幸の元気がないことか。
無難な横パスに終始し、ガンバ大阪での不調を断ち切れていないように見えた。
前半にパートナーを務めた森重真人が鋭い縦パスを何本も通しただけに、コントラストが鮮明だった。

　とはいえ、全体を見れば、順調な仕上がりで、現時点で厳しいコンディションもアメリカでの2試合を経て、初戦に向かって整えていくはずだ。
ザックジャパンは29日に旅立ち、アメリカに入る。
次のコスタリカ戦では、この試合で出場機会のなかった1トップの大迫勇也やスーパーサブの齋藤学ら、さらなる攻撃のカードの生かし方も確認しておきたい。
(文責・飯尾篤史/サッカーライター）

※以上

フットボールチャンネル 5月27日(火)21時30分配信
日本対キプロス。柿谷よ、もっとシュートを！【どこよりも早い採点】
コンディション悪いながらも勝利

川島永嗣　　6　　守備機会は少なかったが、集中力は維持。
長友佑都　　6　　いつもと比べると若干キレはなかったがコンディションが万全でなかっただけ。
森重真人　　6.5　安定感は抜群。レギュラーで十分やれることを示した。
今野泰幸　　6　　森重との連携はまずまず。
内田篤人　　5.5　ゴールは見事だったが、試合勘は鈍っていた。
遠藤保仁　　6　　コンディション悪いながらも安定。
山口蛍　　　6.5　カバーリング良くと視野も広い。ボランチで一番信頼がおける。
香川真司　　7　　動きのキレは十分。動き出し良く何度もチャンス演出。
本田圭佑　　5.5　タメを作りきれず不安。単にコンディションの問題だと願いたい。
岡崎慎司　　6.5　いつも通り豊富な運動量。本番に向けてまったく問題ない。
柿谷曜一朗　5　　ゴールに向かう姿勢が足りない。もっと積極的にシュートを打つべき。

酒井宏樹　　5.5　まずまずだったが、内田と比べて優位点は出せなかった。
長谷部誠　　6.5　状態はまったく問題なし。むしろ良すぎるくらい。
吉田麻也　　6　　ミスなく安定。怪我は問題なさそう。
大久保嘉人　6.5　ゴールへ向かう姿勢は評価されるべき。あとは連携面。
清武弘嗣　　6　　何度か潤滑油として機能。最近の試合では一番良かった。
伊野波雅彦　6　　短い時間だったがミスなし。代役をまっとう。

ザッケローニ　6.5　負傷明けの選手のチェック、戦術の「復習」は概ねできたのでは。
重要なのはこの先、どれだけ選手のコンディションを上げることができるか。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140527-00010007-footballc-socc

KIRIN CHALLENGE CUP 2014

　日本　１－０　キプロス　　[埼玉スタジアム2002]
1-0　内田篤人（前43分）

◆ 日本　　ザッケローニ監督
GK　1 川島永嗣（スタンダール・リエージュ/ﾍﾞﾙｷﾞｰ）
DF　2 内田篤人（シャルケ/ﾄﾞｲﾂ） → 21 酒井宏樹（ハノーファー/ﾄﾞｲﾂ）（後0分）
　　　5 長友佑都（インテル/ｲﾀﾘｱ） → 19 伊野波雅彦（ジュビロ磐田）（後34分）
　　　6 森重真人（FC東京）
　　　15 今野泰幸（ガンバ大阪） → 22 吉田麻也（サウサンプトン/ｲﾝｸﾞﾗﾝﾄﾞ）（後0分）
MF　4 本田圭佑（ミラン/ｲﾀﾘｱ）
　　　7 遠藤保仁（ガンバ大阪）(Cap) → 17 長谷部誠（ニュルンベルク/ﾄﾞｲﾂ）（後0分）
　　　9 岡崎慎司（マインツ/ﾄﾞｲﾂ） → 8 清武弘嗣（ニュルンベルク/ﾄﾞｲﾂ）（後25分）
　　　10 香川真司（マンチェスター・ユナイテッド/ｲﾝｸﾞﾗﾝﾄﾞ）
　　　16 山口蛍（セレッソ大阪）
FW　11 柿谷曜一朗（セレッソ大阪） → 13 大久保嘉人（川崎フロンターレ）（後13分）

http://www.nikkansports.com/brazil2014/news/f-sc-tp1-20140527-1307920.html

KIRIN LOVES SOCCER：http://www.kirin.co.jp/csv/soccer/