1: casillas ★@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:47:44.51 ID:???*.net
いよいよ残り2節となったJ1のセカンドステージ。サンフレッチェ広島が王手かけた覇権の行方、サンフレッチェと浦和レッズが同勝ち点で並ぶ年間総合1位争い、そして年間王者を決めるチャンピオンシップへ。
今シーズンから導入されたクライマックスへ向けて盛り上がっていく当初の青写真に、飛び石となる変則スケジュールが冷や水を浴びせている。有効な解決策はあるのだろうか。

■ 早くも迎えた『ホーム最終戦』に覚えた違和感

 10月最終週に行われたJ1のセカンドステージ第15節に対して、ある種の違和感を覚えたファンやサポーターも多かったのではないだろうか。
松本山雅FC、湘南ベルマーレ、清水エスパルス、そしてベガルタ仙台の4チームが今シーズンのホーム最終戦を迎え、試合後にはそれぞれのスタジアムでセレモニーが開催された。
 もっとも、各チームともまだ2試合を残していて、しかも最終節は1ヶ月近くも先の11月22日だ。必然的にセレモニーは中途半端なものとなり、どことなく空疎感すら漂った。
 たとえば、3度目の挑戦でJ1残留を成就させた湘南ベルマーレ。最初にマイクを握った眞壁潔代表取締役会長は、こんな言葉とともに挨拶を終えている。

「我々のシーズンはまだ終わっていません。(中略)いま、監督の曹(貴裁)から丁寧な挨拶ができる言葉は出てきません。なぜなら、明日も戦うからです。従いまして、簡単な挨拶をもらいます」
 昨シーズンは「すべての選手たちに大きな拍手をください」と熱く訴え、スタンドから万雷の拍手を浴びた曹貴裁監督も、さすがに短い言葉で締めくくらざるをえなかった。

「あと2試合ありますが、1年間ありがとうございました。何かしゃべっちゃいけない雰囲気なので終わります。来年も頑張りましょう。お疲れさまです」
 昨シーズンのスケジュールを振り返ると、11月29日の第33節と12月6日の最終節で、それぞれホーム最終戦が9試合ずつ行われている。
 ベルマーレをはじめとする4チームが、歪なスケジュールを強いられたのはなぜなのか。来シーズンの日程を組む上でしっかりと検証し、可能ならば公正な形に修正されるべきだろう。

■ 山場で発生した2週間の「空白期間」

 それ以上に問題なのが、残り2節の間隔が大きく空いてしまっている点だ。
 今週土曜日の31日にナビスコカップ決勝が開催される関係で、セカンドステージ第16節は11月7日まで2週間空く。さらに日本代表戦が開催されるため、最終節まで再び2週間空いてしまう。

 サンフレッチェ広島がトップに立っているセカンドステージは、偶然にも次節で上位陣による直接対決が組まれている。
サンフレッチェと4位のガンバ大阪が万博競技場で、2位の鹿島アントラーズと3位の横浜F・マリノスがカシマスタジアムで対峙。結果次第ではサンフレッチェの優勝が決まる。
 1位がチャンピオンシップ決勝にシードされる年間総合順位に目を移せば、サンフレッチェとファーストステージ覇者の浦和レッズが勝ち点68で並んでいる。
そして、チャンピオンシップに駒を進められる3位の座をめぐって、ガンバとFC東京が勝ち点1差でしのぎを削っている。

 レギュラーシーズンの終盤戦からチャンピオンシップへと突入していく上で、最高の盛り上がりを見せて然るべき展開。しかし、2週間ずつ空く変則スケジュールは残念ながら注目度をスポイルしかねない。
 昨シーズンもナビスコカップ決勝と代表戦が行われた関係で、11月上旬に約20日間の空白期間が生じている。今シーズンほど問題視されなかったのは、空白期間の後に3週にわたって3節が組まれていたからに他ならない。
 翻って今シーズンは、FIFAクラブワールドカップが3年ぶりに日本で開催されることが決まっていた。
12月10日の開幕戦でJ1王者が開催国代表で出場することと、今シーズンから導入されたチャンピオンシップが最大4日間の試合開催日を要することから逆算すれば、11月22日をセカンドステージ最終節とせざるを得なかった。

 国際Aマッチデーを動かすことはできないし、Jリーグが産声をあげる前からナビスコカップ決勝は11月を中心とする秋に行われてきた。
 つまり、2ステージ制及びチャンピオンシップ導入に代表される改革を断行し、なおかつ慣例を尊重した結果として、クライマックスを迎える11月が飛び石となることを承知の上でスケジュールを組んだシーズンだった。

2: casillas ★@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:48:08.05 ID:???*.net
■ “興醒めの期間”の解消へ。今こそシーズン移行の議論を

 もっとも、今後も同様の変則スケジュールが繰り返されれば、改革そのものが水泡に帰す恐れもある。
 来シーズンの開幕を史上初めて2月最終週に前倒しして、過密日程を解消させる案がJリーグの実行委員会内で話し合われたという報道があったが、たとえ実現に至っても根本的な解決策にはならない。
たとえ1週間でもオフが短くなることは、選手のコンディションにもマイナス効果を及ぼすはずだ。

 しかも、FIFA(国際サッカー連盟)が定めるカレンダーでは、すでに2018年まで9月、10月、11月に国際Aマッチデーが2日ずつ組み込まれている。2019年以降も、おそらく変わることはないだろう。
 FIFAクラブW杯を今後も日本で開催していくことを前提として考えれば、12月第1週をもってチャンピオンシップを終えるスケジュールも簡単には動かせない。
 ならば、今後も毎年秋、特に11月に生じる“興醒めの期間”を解消する最も有効な手段は、長年の懸案事項となっているシーズン開始時期の移行となるのではないだろうか。

 ヨーロッパの各国リーグにならって、秋というよりは夏場の8月にファーストステージを開幕させる。
9月、10月、11月と代表戦による空白期間が生じるが、セカンドステージからチャンピオンシップへと至る過程で、何度も中断を余儀なくされるよりはマイナス効果を抑えられる。
 ナビスコカップもシーズンと同時進行で予選リーグを開始し、年明けから決勝トーナメントに突入。セカンドステージ終盤で、かつ国際Aマッチデーが設けられる予定のない4月もしくは5月に決勝戦を行う。
実際、Jリーグは2013年6月に開催したJ1・J2臨時合同実行委員会で、現状の春秋制シーズンをヨーロッパに合わせた夏春制シーズンへ「然る時期に移行する」ことで合意している。

■ 積雪地域からの反対も一転…ACLもシーズン移行へ

 アルビレックス新潟やモンテディオ山形に代表される、積雪地域をホームタウンとするJクラブが断固拒否してきた経緯もあって、シーズン移行に関する議論は遅々として進まなかった。
 それが一転して40を数えるJクラブの全会一致で合意に至った背景には、アジアサッカー連盟(AFC)がACLを現状の「2月開幕・11月決勝」から、
UEFAチャンピオンズリーグに倣った「9月開幕・翌年5月決勝」に変更するプランを進めていることが判明したからだ。
実際にACLのシーズンが移行されると、ホーム&アウェー形式で行われるグループリーグが9月以降の年内に行われることになる。

「そうなると、J1終盤戦の優勝争いのストーリーがまったく成り立たなくなってしまう」
 2ステージ制の導入を含めた改革の中心を担ってきたJリーグの中西大介・競技事業統括本部長(現常務理事)は、
Jリーグのカレンダーそのものが破綻すると警鐘を鳴らし、シーズンを移行するメリットを実行委員会で説明した上で合意を得るに至った。


 バーレーンの王族であるサルマン・アル・ハリファ会長以下の要職を中東勢が独占し、実質的な「伏魔殿」と化しているAFCからは、ACLの件を含めて日本へほとんど情報が伝わってこない。
その上で中西統括本部長はこう語ってもいた。
「11月の上旬にはナビスコカップの決勝戦も行われる。破綻したカレンダーのもとでは、シーズンを送ることができなくなる。
本当にお手上げになってしまう。ACLが変更された時点で速やかにJリーグもシーズンを移行できるように、準備だけは整えておかないといけない」

 しかしながら、現状ではACLのシーズン移行に関係なく、J1終盤戦の盛り上がりに冷や水が浴びせられている。
ならば、AFCの動向に関係なく、日本サッカー界独自の判断でシーズンを移行するための議論を急がせてもいいのではないだろうか。
 天皇杯の開催時期やACL出場クラブの選定方法、そしてウインターブレークを設けるか否か。
何よりもJクラブだけでなく自治体、Jリーグ、日本サッカー協会が一体となって積雪地域のスタジアムや練習施設に屋根やヒートシステムを設置するための方策など、話し合うべき課題は枚挙にいとまがない。

3: casillas ★@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:48:27.21 ID:???*.net
■ シーズン移行はメリットも。議論放置は日本サッカーのマイナスに

 Jリーグのシーズン移行を最初に訴えたのは、2008年7月に第11代日本サッカー協会会長に就任した犬飼基昭氏だった。
 浦和レッズ社長時代に高温多湿の夏場の戦いで、心身ともに疲弊し切った選手たちを何度も目撃。痛々しい思いを募らせた経験から、「サッカーは真夏にするスポーツじゃない」なる持論をもつに至った。
 前述したように積雪地域のJクラブから激しく反対されたが、2年前の時点で、あるJクラブの強化担当者は「シーズン制の移行に対する概念そのものが変化してきた」とこう続けている。

「選手たちのハイパフォーマンスをお客さんに見せる手段として、犬飼さんはシーズン制の移行を訴えていた。
しかし、いまは代表チームの活動を考えた場合を含めて、ヨーロッパのカレンダーに合わせること自体が最大のメリットという考え方が、Jクラブの間にかなり浸透してきた。
2ステージ制を復活させる構想が持ち上がったのも、いざシーズンを移行しようとなった時に、ファーストステージをセカンドステージの後に持っていくことでスムーズに移行できるからです」

 実際に2ステージ制が導入されたいま現在ならば、より具体的な議論を交わすことが可能となるはずだ。現状のままなら、11月の飛び石スケジュール状態は当面避けられない。
熱気と関心とをそがれる状況を放置しておくことは、短期的にも長期的にも日本サッカー界にとってマイナスになる。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151028-00010011-footballc-socc

4: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:50:18.11 ID:JTdVZnC+O.net
もうその方向(秋春制)にもってくんだろ?
来季は2月開幕だしw

8: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:53:09.31 ID:qTkSUlNX0.net
賛成、文句言うなら雪国は切り捨ててもいいわ

山形なんてスタ問題で揉めてるようだしその程度のところはもう要らない
ドーム作れる雪国だけ生き残ればいいや、とりあえず現状は北海道だけだな

10: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:55:06.59 ID:hChK3DtU0.net
>>8
夏春制ですぐに結果が出なかったら関係者はサッカー界追放だよね

13: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:57:27.22 ID:H0Qd8Myg0.net
1ステージ制に戻せばいいだけじゃないか

15: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 13:59:03.22 ID:hYzITfQR0.net
日本から出て生活したことのない馬鹿は
そもそもなんで欧州のサッカーが秋春制なのかという
根本を理解してないんだよなあ
そこを無視してる秋春制移行論は全て読むに値しない
プレミアもブンデスもリーグアンも8月の頭に開幕してるし
犬飼の言ってる夏はサッカーをやる季節じゃねーとか無関係なんだよ
もっと単純な理由

20: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 14:03:59.70 ID:adQ3Qa/+0.net
オフの期間なら天皇杯のほうが問題なんだがなあ、1週間なんてレベルじゃない
秋冬にすれば全て解決論のライターは、シーズンのど真ん中に決勝とか正気とは思えないこと言うし

21: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2015/10/28(水) 14:04:03.47 ID:QrxIknXr0.net
犬飼「真夏にするスポーツじゃない」

8月に開幕します~(もしかしたら7月)


引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1446007664/