Ｇ大阪ＭＦ遠藤保仁（３４）が８日のナビスコ杯決勝（埼スタ）に定位置のボランチではなく、トップ下で先発することが６日、濃厚になった。広島対策としての布陣で、７年ぶりのＶを目指す。

前日（５日）、５か月ぶりの日本代表復帰も決まった司令塔は
「うれしいですけど、今は（代表は）頭にない。トップ下ならよりゴールを意識してやりたい」と意気込んだ。

普段は遠藤と今野のダブルボランチを採用するＧ大阪だが、３―６―１の特殊なフォーメーションを組む広島対策として、遠藤をトップ下、ＭＦ今野、明神、阿部の３ボランチに置く形で９月にリーグ戦、天皇杯での広島戦に２連勝。

長谷川健太監督（４９）は、キーマンに遠藤を指名し「うまくチームのバランスを取れるかは、ヤットのポジションにかかっている」と期待をかけた。

遠藤とともに代表復帰したＭＦ今野も「頭の中はナビスコ（決勝）が１００％」とＧ大阪での初タイトルを見据えた。
ＧＫ東口も含め、代表勢３人を擁するクラブが、目指す３冠に向けた第一の関門に挑む。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20141107-OHT1T50029.html