【天皇杯】金沢５発圧勝！大町２戦連続ハットに主将清原２発
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　◆サッカー天皇杯　▽１回戦　金沢５―０ＦＣ大阪（５日、大阪・キンチョウスタジアム）

　Ｊ３ツエーゲン金沢は、関西リーグ１部のＦＣ大阪を５―０で下し、２回戦に進出した。ＭＦ大町将梧（２２）が、石川県大会決勝に続く、公式戦２試合連続３得点と爆発。
主将のＦＷ清原翔平（２７）も２得点と攻撃陣が活躍した。２回戦（１２日・万博）では、ブラジルＷ杯日本代表ＭＦ遠藤保仁（３４）、同ＤＦ今野泰幸（３１）らを擁するＧ大阪と対戦する。

　頼れる２人の活躍で、ツエーゲンが今季公式戦最多となる５得点を挙げた。ＦＷ陣にけが人が相次ぎ、「ＦＷらしいＦＷがいない」と森下仁之監督（４６）が話すように現在、
チームのＦＷ登録で出場可能なのは、主に中盤のサイドを務めてきた大町のみと苦しい台所事情。
それでも、その大町が、人生初という公式戦２試合連続ハットトリック、さらに１トップの清原も２発と前線の２人が結果を残した。

　２回戦では、ブラジルＷ杯日本代表の遠藤、今野らを擁するＧ大阪と対戦する。昨年は、２回戦でＪ２横浜Ｃを撃破。３回戦ではＪ１清水に敗れたものの２―３と競り合った。
格上と試合ができるのが「天皇杯の醍醐味（だいご）味」と清原。大町も「どんどんチャレンジしていきたい」と燃える。ジャイアントキリングで、３位と好位置につけるリーグ戦につなげる。