新加入６選手が活躍誓う　湯郷ベル、総勢１５人に　2014年2月8日掲載

　サッカー女子・なでしこリーグの岡山湯郷ベルは８日、美作市内で記者会見し、今季の新入団選手６人を発表した。
チーム始動前の大量退団で残留選手は９人と非常事態だったが、新たな顔触れが加わり総勢は当面15人。加入メンバーは「少しでもチームに貢献したい」と活躍を誓った。

　新戦力は、同リーグの千葉から移ったＤＦ細川元代（29）ら移籍組３人、大学生１人、高校生２人。不在だったコーチには、奈良県のクラブチームで女子の監督を務めていた桜井庄吾氏（34）が就任する。

　会見には黒田和則ゼネラルマネジャーと種田佳織監督も同席し、ユニホーム姿の選手が一人ずつ抱負を述べた。左足の強烈なキックが武器の細川は「タイトルを取るために一日一日を大切にして全力で戦う」と話し、井原市出身で下部のチャレンジリーグ愛媛から加わるＭＦ葛間理代（29）は「愛する地元のために精いっぱい頑張る」と意気込んだ。

　ベテラン、中堅、若手とバランスの取れた補強となり「それぞれの個性がチームの武器になってほしい」と種田監督は期待。今後、追加で選手を獲得することもあるという。

　湯郷ベルは１月に鹿児島県指宿市でキャンプを行い、現在は美作市でトレーニング。19日からは千葉県内で行われるなでしこリーグ勢とのプレシーズンマッチに臨み、３月下旬のリーグ開幕に備える。細川、葛間を除く新加入選手は次の通り。

　ＭＦ浅野未希（25）＝大阪高槻、ＭＦ北浦美帆（22）＝姫路独協大、ＤＦ川野紗季（18）＝作陽高、ＭＦ田中麻由（17）＝同、岡山市出身

山陽新聞
http://www.sanyo.oni.co.jp/feature/sports/bell/2014/02/08/20140208221449.html
画像：岡山湯郷ベルに新加入した選手たち。前列左から浅野未希、川野紗季、葛間理代、細川元代、田中麻由（北浦美帆は欠席）。後列左は桜井庄吾コーチ



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